今では、働き方も多様化していて、自分にとって、より適した働き方や職場が実際に登場して、それに伴い人財も流動化し、また、従業員の方の将来計画の中で、退職や休職に関する申し出がある場合があります。

例えば、

転職のための退職

親族の介護のための退職や休職

出産や子育てのための休職

他部署への異動希望

そのような時には、その経理担当者の方の今までの功績に応えるために出来る限りのサポートをしたいと考えますが、一方で、次の経理担当者を見つけなければなりません。

しかし、見つけるといっても、いくつかの対応をしなければなりません。。

新たな経理担当者の採用

他部署からの経理担当者への登用

経理担当者より職歴の短い方の登用

経理担当者の頭の中には、多くのタスクに優先順位を付け、期日通りに、漏れなく、誤りの無いように業務を進めるためのマニュアルやノウハウが詰まっています。

マニュアルやノウハウが文書化されて誰でもその文書に則って作業すれば同じように出来るのであればそれに越した事はありませんが、実際には課題があります。

・上司や経営陣へ経営数値に関する報告をする際に、想定していない質問があった場合やマニュアル外の指示が出た場合

・関連法令の変更や会社を取り巻く環境の変化に対応するための業務内容のアップデート　　等

マニュアルやノウハウが詳細に文書化されていて、誰でも出来るような状態になっていたとしても、新しい経理担当者の方はどんな事にも対応できるわけではありません。

そして、場合によっては、今まで経験していない業務をする事に対して不安やストレスを抱いている事もあるかもしれません。

もし、新しい経理担当者の業務がうまく回らずに、経営上の意思決定が遅くなり、あるいは、経営判断資料に誤りがあったりした場合には、会社全体にとってマイナスになります。

その上、せっかく頑張ってくれた新しい経理担当者の方が、業務に耐えられずに退職したいという申し出があったら大変です。

そこで、もしこれから現経理担当者の方が退職又は休職される場合に、弊所としてお役に立てるサービスを次のとおり準備しております。

現経理担当者の方から弊所に業務の引継ぎをして頂き、新しい経理担当者方へ弊所より業務の引継ぎを致します。

弊所にて、日常業務のルーチン化のサポートをさせて頂きながら、会社様のビジョンに応じたキャリア形成のバックアップを致します。

※経理部長級の業務を担っていただくために、将来的には、事業計画策定・予算編成等の経営管理業務導入や資金計画策定・金融機関折衝等のアドバイスを致します。

現経理担当者の方が退職・休職してから、新しい経理担当者の方が入社するまでの期間が長い場合には、弊所にてスポットで記帳代行等を行ない、経理担当者の方が不在の状態でも業務が円滑に進むように対応致します。

そして、新しい経理担当者の方がご入社された場合には、業務が軌道に乗るまでの間は、新しい経理担当者の方へ弊所より業務の引継ぎ及びサポートを致します。

新しい経理担当者の方がいらっしゃる場合のサポート実績例

・毎週弊所より会社様に訪問し、書類整理やその週の業務を事前に確認し、経理担当者の前週までの業務成果を検証し、適宜アドバイスを致します。

・月次決算の際に必要な業務を決算締め日から逆算してスケジューリングし、月次決算用データの事前作成・月次決算業務をサポートして、経営層向けへの報告資料作成を致します。

・支払業務に関しては、インターネットバンキング等を活用して、毎月の資金計画に従って、相手先毎の支払日・支払額を確認して、会社様にて支払手続きをして頂きます。

※「経理代行」として、弊所にて支払業務を請け負う方法よりは、会社様にて支払手続きをして頂いた方が効率的かつ低コストでの運用が可能と考えております。

・毎月の特別徴収住民税や源泉所得税の支払いに関しては、インターネットバンキングやダイレクト納付を活用して頂き、最初のうちは弊所にて貴社におうかがいし、納付手続きが滞りなく進むように実際の端末を操作して頂き、OJT形式にてフォロー致します。

・給与計算については、毎月必要な勤怠管理データ等を頂き、弊所にて給与計算を行い、給与明細書の作成を致します。

また、その他にも、次のようなサポートを行なっています。

経理担当者の方に更なるレベルアップを図ってもらうため、又は、新しい経理担当者の方に、業務をする上での必要な知識や実務を習得して頂くための効率的なサポートを致します。

経理担当者の方の退職や休職があっても、新たな人財を登用されない場合もあると思います。

そのような場合には、弊所にて経理担当者の業務を引き継ぎ、その後の業務を円滑に行います。

また、その際には、更なる業務効率化・正確化に向けてのご提案をさせて頂きます。

実際のサポート内容及び頻度により報酬体系は異なりますので、詳細につきましてはお気軽にお問い合わせ下さい。

なお、お問い合わせ頂いた後の流れは実績として次のような流れとなっています。

1、弊所お問い合わせフォームにて、「経理ご担当者様の退職・休職サポート」と明記の上ご送信をお願い致します。

2、弊所よりお問合せし、対面又はSkype/zoom等を活用して面談を実施致します。

3、面談後、会社様に合わせたサポート内容及び報酬のお見積りをご提案致します。

4、会社様と業務に関する契約を締結されて頂いた後にサポートを実施致します。

5、サポート実施後は、定期的に社長様・経理ご担当者様並びにご関係者様と振り返り検証をし、更なる改善提案を致します。

今回は、現経理担当者の方の退職や休職があった場合のサポートになりますので、次のような会社様に適したサービスとなっています。 

経理担当者が必要な会社

経理担当者が複数名いる会社

経理担当者に更なるキャリアアップを積んでほしい会社

出来る限り会社内で経理体制を構築して、社内で必要な経営数値を迅速かつ正確に集計・管理したい会社

一方、上記以外で、社長様や他の担当者の方が経理担当者を兼任している場合には、こちらのサービスではなく、通常の記帳代行等のサービスをご活用される事をおすすめします。

経理ご担当者の方の退職や休職はめったにある事ではありません。

そのため、実際に退職や休職の申し出があった場合には、どのように引継ぎをしたり、今後どのような事をしていけば良いのかの判断が難しい場合があります。

そこで、そのような場合には、どのような内容でも結構ですので、お気軽に弊所までお問い合わせ下さい。