日々経営環境は変化しています。
その変化に対応するために、営業・マーケティング活動等に会社の大切なリソースを投入しています。
そのリソースの投入には、優先順位をつける必要がありますが、その際に、経理業務へのリソースの投入は、優先順位がどうしても下がってしまう場合があります。
しかし、経営数値を知るには日々の経理業務を円滑におこなう必要がありますが、なかなか時間を取る事ができません。
そこで、経理業務のマニュアルを最初に決めて、そのマニュアルに基づいて経理処理をする事をおすすめしています。
そして、そのマニュアルを決める際には、いくつかのポイントがあります。
1、経理業務のマニュアルを決める時は100%完璧なものを求めない。
最初にマニュアルを決めても、そのマニュアルに沿わない事が出てきます。
その時には、改善を加えて対応できる体制を組みましょう。
2、ITを活用しましょう。
おそらく、ほとんどの会社がITを導入しているはずです。
ITの導入には多くのメリットがあります。
・処理スピードが人間より早い。
・処理が正確である。
・コスト削減ができる。
・ITに仕事をしてもらう事により、自分の時間を創り出すことができす。
他にもメリットはありますが、ITを積極的に活用する事が大事なポイントとなります。
3、資金計画を事前に策定する。
ビジネスモデルによっては、売上代金が売上日から2か月経過しなければ入金しないものや、日々売上代金が入金になる場合もあります。
そして、支払い方法についても、月末締めの翌月末払い等の支払条件があるはずです。
資金計画を策定し、経理業務のスケジュールを組む際に、入出金対応業務を織り込みましょう。
経理マニュアルの策定には上記のポイントがありますが、もちろん、その他にもポイントはあります。
限られた時間を有効活用するために、マニュアル化できるところはマニュアル化しましょう。
そして、もうひとつ大事なポイントがあります。
専門家を活用するようにしましょう。
マニュアル策定にあたって、
「何をどのように決めなければならないか分からない。」
「毎月の経営数値を集計するにはどのようにしたらいいんだろうか?」
「法人税や消費税の確定申告の準備はどのように進めたら良いのか分からない。」
疑問点が幾つも出てくると思いますので、その際は専門家を活用して下さい。
経理マニュアルの策定に時間をかけすぎたり、誤ったマニュアルを策定してしまうと、効率的に進める事ができません。
「専門家に依頼すると難しい言葉がたくさん出てきて、かえって自分で進めたほうが良いと思う。」
「専門家に依頼すると、報酬を支払わなければならないが、出費はしたくない。」
というお考えがあるかもしれませんが、分かり易く、円滑にマニュアル策定のアドバイスをしてくれる専門家もいます。
また、貴重な時間を経理マニュアルの策定に費やしすぎてしまうと、営業・マーケティング・販売活動を行うことが出来ず、売上アップに繋がりません。
専門家に任せる分、事業活動に専念する事をおすすめしています。
そして、弊所におきましても、経理マニュアルの策定にあたってのアドバイスや効率的な資金計画・各種税金対応のご提案を実施していますので、お気軽にお問合せ下さい。
会社様の大切な時間を1分1秒でも多く創り出せるようにサポート致します。
コメントをお書きください